新章突入

さてさて、クレカ申し込みでのお小遣い稼ぎの道は絶たれたが、立ち止まるわけにはいかなかった。

何故なら爆発してしまった物欲を抑えることはとても出来そうになかったからだ。

俗に言う「あれも欲しい、これも欲しい、もっと欲しいもっともっと欲しい」状態だ。

 

そこで、ポイントインカムのサイトを眺め、私は決断した。

「クレカがダメなら次はFXだ!」

 

銀行系や消費者金融系のカードローンも単価が高かった(しかも実際に借入しなくてもOK)が、「申し込みブラック」になってしまっていては審査に通るはずがない。

 

クレカ、カードローンなみに単価が高いのは、もうFX口座開設しか残されていなかった。

クレカ、カードローンの申し込みで稼ぐのは来年の4月以降だ。(しかも月に1~2枚程度)

それまではFX口座開設で稼ぎ、あわよくば相場でも稼いでやる!

 

新たな闘いの始まりであった。

申し込みブラック

そう、「申し込みブラック」。

恥ずかしながら、自分が申し込みブラックになって初めてその言葉を知った。

 

少し遡って怒涛のカード申し込み期。

当初は調子よくガンガン申し込んで、カード会社からは審査終了、申し込み可のメールが毎日のように届いていたが、8/31日に違和感を覚える出来事があった。

 

44歳サラリーマンは住宅ローン以外の借金はないし、今までクレジットカードの滞納経験もなし。

年収もそこそこ高めという事もあって、自分がカードの審査に落ちるなんて考えた事もなかった。

 

ところが8/31、前日に4枚のカードを申し込んだ勢いで、この日も4~5枚のカード申し込みを行った。

すると、ことごとく否決のメールが(しかもWEB申し込みの後すぐ)返ってきて、申し込み完了したのはセディナカード1枚だけだった。

 

不審に思いながらもその後も連日カード申し込みを続けたが、日に日に審査に通る率が下がっていった。

 

8/31以降、即日否決されたカード一覧

PARCOカード

ファミマTカード

MUJIカード

ウォルマートセゾン

エポスカード

セブンカードプラス

マイメロディVIASO

MUFGカードアメックス

コスモザカードハウスハローキティ

 

これは何か変だゾ、という事で、またネット上で色々調べてみた結果、

「申し込みブラック」

なるものが存在する事が判明した。

 

「申し込みブラック」とは

短期間のうちに、複数のキャッシングやカードローンの申込みをしたり、クレジットカードの申込みをしている人が、一定期間、審査に通らなくなるor通りにくくなる状態

の事だそうだ。

 

要するに、カード会社はクレジットカードの申し込みがあると「信用情報機関」に申込者の信用情報を問い合わせ、審査を行う。

と同時に申込者からカードの申し込みを受けた事を報告し、その情報は六ヶ月間登録される(情報が残る)という事らしい。

 

マヂで!?

って言う事は、2017年の3月後半にならないと新たなクレジットカード作れないじゃん!

 

新たな金策が必要になった。

早くあと15万円以上稼がなきゃ!気はあせるばかりである。

ところが、こんなことはまだまだ序の口で、本当の悲劇はこの後に訪れる。

2016年9月、44歳の初秋の頃であった。

新たなポイントサイト

さてさてクレジットカード祭り。これまでの経緯から、事前調査の重要性を学んだ44歳サラリーマンは、どのポイントサイトを利用したらよいのかを色々調べた。

 

その調査の結果「ポイントインカム」がクレジットカードの種類も豊富で、しかもポイントの単価が他サイトに比べて高めらしいという感触を得た。

 

またしても光の速さで4つ目のポイントサイト「ポイントインカム」に登録したのは言うまでもない。

 

そして、登録と同時にクレジットカードの申し込みを始めた。

8/15 NTTグループカード

8/23 JALカード

8/28 クレディセゾンカード

8/30 ヤマダLAVI ANAカード

   イオンカード

サンエックスカード

スポーツオーソリティーカード

8/31 セディナカード

9/5  トイザらスカード

   コスモ・ザ・カード・オーパス

9/7  JMB JQ SUGOCA

9/12 KASUMIカード

怒涛のカード申し込み。

この申し込みの分、全てポイントが付与されると10万円超。胸が躍った。

しかもポイントインカムのサイトにはまだまだポイント付与対象のカードが掲載されており、目標達成も目前かと思われた。

しかし、そんな有頂天の日々は長く続かなかった。

欲しい物いっぱい!

さてさて、楽天カードの成功に気を良くした私はじゃんじゃんカードを作って、燃え盛ってしまった自分の物欲を満たそうと「欲しい物リスト」を作成した。

以下はその当時の欲しい物リスト。

 

1.Paul Smith インサイドマルチ長財布 (予算)¥30,240

2.Paul Smith インサイドマルチコインケース (予算)¥16,200

3.黒革ベルト (予算)¥5,000

4.黒革靴  (予算)¥15,000

5.bianchi ボディバッグ (予算)¥6,000

6.時計(オメガスピードマスター)修理 (予算)¥40,000

7.Surface Pro 4 - 128GB / Intel Core m3 (予算)¥120,000

8.Surface Pro 4 Type Cover (シアン)  (予算)¥15,000

 

マヂかっ!約25万円。

 

「ホントにこんなに稼げるのか?」私は少し不安になったが、でも仕方がない。

ただなんとなく欲しいって物ばかりでなく、絶対に必要なものも結構あったから。

 

例えば1.2.の財布と小銭入れは、2015年10月3日に、当時使っていた長財布を落としてしまい、それ以来嫁の財布を借りて使っていたため、最優先で買わなければならなかった。

 

3.4.のベルトと靴も通勤に使っていた物が結構傷んでいた。仕事柄身だしなみには気を使わなければならないためこれも優先度高めだ。

 

6.の時計修理については、独身時代の2000年に買った「OMEGA Speedmaster」。

一度もオーバーホールに出さずに10年以上使っていたため、2~3年前に動かなくなってしまった。

以前、修理専門店に相談に行った時に言われたのは「開けてみないと分からないけど、4~5万は見ておいた方がいい」との事。

なかなか思い切れず、そのまま放置していた。

クールビズの間はGショックでもいいが、11月以降スーツを着るようになるとそうはいかないんだよねぇ。という訳でこれも優先度高め。

 

7.のSurfaceも出張時に出先で作業する事があり、今までは会社のiPadを使用していたが、今一使い勝手が良くない。

何が何でもSurfaceが欲しい!という訳でこれも優先度高め。

 

などと考えていたら、どれもこれも必要!

よって、稼ぐのみ!!

クレジットカード祭り

トランプ米大統領が来日しているので、街中いたる所に警官が立っていますね。

通勤で使っている駅構内をボーっと歩いていて、突然間近に警官が現れると、やましい事は何もなくてもギョッとします。

早く平穏な日常が戻ってこないかな。

 

本文はここからです。

 

まず、手始めにECナビ経由で楽天カードを申し込んだ。

楽天カードもYahooカード同様、神がかり的な早さの審査、カード到着だった。

 

カード到着と同時に入会特典の2,000楽天ポイントゲット!

残りの5,000楽天ポイントは1回以上のカード利用が条件であったため、つまらない(プリンタのインク)買い物をした。

その後、130,000ECナビポイントゲット!

またしても光の速さでPEXにポイント交換を申請、一週間後にTポイントへの交換を申請した。

 

無事にTポイントへの交換が終了した時にはメジャー通算3,000本安打を達成した時のような高揚感につつまれていた。

「オレはついにやり遂げたんだ!!」

 

と同時に欲も出てきた。

「カード大量に作れば小遣い稼ぎできるじゃん!」

 

これ以降、ポイントサイト経由でクレジットカードに申し込む事が日課になって行った。

 

そしてこの時の決断が後々自分と家族の将来を脅かす恐ろしい事態を招く事になる。

 

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 ちなみに、ECナビの130,000ポイントで買ったのは通勤用の「ビジネストート」と「baby-G」。

baby-Gは嫁の誕生日プレゼントにしました。

 

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楽天カードの7,000ポイントで買ったのは野外遊び用の「アウトドアワゴン」。

物欲が爆発し始めた2016年8月、44歳の残暑の頃であった。

ポイントサイトについて その4

アンケートでは稼げない、もっと稼ぐ方法はないのか?

悩みに悩んで、食事もお茶碗二杯しか喉を通らず、夜も7時間くらいしか眠れなかった。

 

そんなある時、ECナビのサイト内で「楽天カード申込で130,000P」の文字を見つけた。

「マヂかっ!!!!!」

 

13万Pって言ったら13,000円分のTポイント!

二ヶ月かかって10,000Pしか稼げなかった事を考えると、正に「産業革命が起こった!!」

位の衝撃があった。

革命来てた、こんな所に。

一人IT革命わっしょい、わっしょい。

しかも、楽天カードの申込特典の7,000楽天ポイントまでもらえる。

ただカードを作るだけで2万円の現金が手に入る。(厳密には現金化に制限があるため2万円全額を現金化することは出来ない。しかしネット通販で2万円分の買い物をすることは可能)

 

これを見つけた時に私は思わず叫んだ。

「なんて日だ!!」

 

かくして私は光の速さで楽天カードの申込みをした。

勿論ECナビ経由で。

 

その後「アンケート祭り」は終わりを告げ、「クレジットカード祭り」へと移行していく事になる。

 

>この日から私の復讐の日々が始まった。

>2016年8月、44歳の残暑の頃であった。

そしてここへ戻る。

ポイントサイトについて その3

先週末は小鉄を連れて、家族で動物園に行ってきました。

先日までの肌寒い日がウソのように晴れて、園内を歩いて回るだけで汗だくになりました。

小鉄はもともとビビリなので動物は全般的に苦手なのですが、動物園はなぜか嫌がらずに付いてくる。

だけど、ポニーの乗馬体験をやらせようとしましたが、これはさすがにNGでした。

でも楽しかった。

 

本文はここからです。

 

かくして2016年の6月・7月はアンケート祭りとなり、順調にポイントを積み重ねていった。

ECナビ+リサーチパネル+PEXで3,500P以上稼いではせっせとTポイントに交換し、その度にうひゃうひゃ喜んでいた。

 

約2ヵ月真剣にアンケートに取り組んだ結果、私はある結論に達した。

「大して稼げねぇ」

6・7月で稼いだポイントは10,000P=1,000円だった。(ポイント交換手数料を除く)

 

気付くの遅ぇ。

 

こんなに毎日ポイント稼ぎに躍起になっても、一日に稼げるポイントはECナビ+リサーチパネルで150~200P、PEXだと20P程度。

一ヶ月かけても1,000円(1,000Tポイント)稼ぐのは難しい。

 

この頃は当初の目標「スマホ買い替え代金の足しにする」事はとっくに忘れ、「毎月コンスタントに小遣いを稼ぎたい、しかも楽して」に変わっていた。

 

アンケート+ゲーム等で稼ぐのは限界だ。

もっと単価の高いポイントは何か?

44歳サラリーマンの苦悩は続く。